僕が一方的に想いを寄せている人から「どこが好きなの?」と聞かれて「いや…なんか…その…いっぱいあるんですけど……芯がある人で素敵だなというか、わかんないですけど、思ったこと全部言うのとか、思ったこと全部言ってるわけないんでしょうけどそういう風に僕には見えてて、でも闇というかそういうのも見えてなんかただの明るい人でもないんだろうな、という…そういうのが素敵だなと思いまして……」と圧迫面接受けてるぐらい真剣に回答をしていたら、たまたまやってた遊戯王の展示みたいのを指差して「あ!ブルーアイズホワイトドラゴンだ!」と大きい声で言われて、「そういうところです……」と返事をしたら「?」と首を傾がれた。2016年の初めでした。
後日談でその人はその時結構僕にムカついていたらしく、確かに「思ったこと全部言う闇があるやつ」って最早ディスでしかない。好意と悪意が紙一重の位置にあるのは、単純に僕が心の汚いゴミ人間だからでしかないのですが、だからこそ本当に心の底からその人のことが好きだったと言えます。「同情」とか「性欲」とか「トラウマ」とかが複合的に混ざり合ってわけがわからなくなったものを恋と呼ぶのかもしれませんねと思いました。「お前如きが恋を語るならグータンヌーボ全話を二兆回観てから言え」とお思いでしょうねごめんなさい。ダサすぎるブログを書いてないで寝ます。
花園神社で初詣をして「頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む頼む!!!!!」と念じてきました。神様から「主語は?」と聞かれましたが自分でも一体何を頼んでいるのかわからなかったのでシカトをしました。なんだかとても疲れたなあというぼんやりした感覚だけが宙ぶらりんになっていて年末年始なのにほとんど天井を見ていました。区切りがついたことでちょっと楽になったのかもしれません。
今年も脚本を書きます。映画も撮ります。楽しくなるといいな。東京に来て五年が経ちました。